正法地 哲彦 の記事一覧

商品が売れない条件とは?

売れない商品

なかなか売れてくれない、困った商品というのはあります。
売れる商品があれば、売れない商品があるのは当たり前ではあります。
 
ですが、どういうわけか、自社には売れない商品ばかりが集まっている、という状態では困りますね。
何とかしなければなりません。
 
この商品を頑張って売り続けるのか、あきらめて売るのをやめて、他の商品を売ることに経営資源を回すのか?
決断する時が来ました。
 
売るのを続けるかやめるか?
この決断をする前に、判断すべきことがあります。
 

売れない or 売れていない

この売れない商品は、
・どう頑張っても「売れない商品」
・売り方が悪いだけで、まだ「売れていない商品」
のどちらなのかということです。
 
「売れない商品」であるなら、経営資源を使って、無理矢理に売ろうとするのは非効率で利益に繋がりません。
 
「売れていない商品」であるなら、売り方を工夫すれば売れるようになる可能性がありますから、在庫を処分してしまうのは、売り方を工夫した後にするべきです。
 
商品がどちらのタイプなのかを見極めないことには、正しい経営判断を下せない、わけです。
 

売れない条件

「売れない商品」と「売れていない商品」のどちらなのか?
つまり、この商品は潜在的に売れる要素を持っているのか?
 
「売れない商品」であることを見極めるチェック項目があります。
これらの項目に当てはまる商品は、売れにくい商品で、「売れない商品」である可能性もある、というわけです。
・コンセプトが悪い?
・予防商品であるか?
・衰退期の商品であるか?
・導入期の商品であるか?
・価格が高すぎるか?
・商品がわかりにくいか?
・信頼度が低いか?
 
逆に、これらの項目に当てはまらない商品は、まだ「売れていない」商品ですから、売り方を工夫すれば、売れるようになる可能性が高いです。
 

売れない条件を無くせば…

チェック項目に当てはまる商品であっても、売れにくさをカバーして、「売れる商品」に転換できます。
中には、転換するのが難しい商品もありますが、新たに売れるコンセプトを見つけるなど、「売れる商品」に転換する策はあります。
 
「売れない商品」ではあるけど、諦めるのも難しい、という場合は、「売れる商品」に転換することを検討してみてください。活路が開けることは十分あり得ますから。

売れる?Webサイト…

ある社長の期待と落胆

その社長さんが、自社のホームページを作ることを決断したとき、その動機の何割かは「売上を増やすこと」でした。
 
とても立派な ー 客観的に見てもライバル会社のサイトよりも良く見えるような ー ホームページが出来上がりました。
そして、ホームページが稼働を始めたとき、社長さんは、「やった!これで売上は1.5倍に、いや倍増するかも!」と思わず拳を突き上げてしまいそうになるほど興奮していました。
 
しかし、この日のことは、もはやしまい込んでおきたい記憶の一つです。
 
ホームページは、売上にはまったく貢献しなかったのです。
 

売るための要件

そのホームページは、デザインはとても美しく洗練されていました。
操作はオーソドックスな、誰でも使えるものになっていました。
 
なのに、売上には何の影響も与えることができなかった。
 
なぜかというと、
このホームページが、「売るための要件」を満たしていなかったからです。
そして、作ったまま放置され、適切な運用がなされていませんでした。
 
これでは何も売ることはできません。
 

ホームページを作っても売れない

「ホームページがあれば売上が上がる」と単純に思い込んでいる社長さんも多いです。
 
制作業者に言われるままに、高額な料金を支払ってホームページを作る。
作ったけど何も効果が無い。
 
「SEO対策が足りないからですよ」
と言われて素直に従って、代金を支払ってSEO対策もしてもらった。
でも、やっぱり売れない。
 
よくあることですが、考えてみれば当然のことで、
 
ホームページ制作業者は、ホームページを作ることが仕事です。
売上を上げることではありません。
 
SEO対策業者も同様で、目的はSEO対策すること自体で、売上を上げることではない場合が多いです。
契約書にも、そのように書いてあったはずです。
 

売れるホームページとは?

ホームページ(Webサイト)を活用して、売上を伸ばしている会社もあります。
上手く使えば売れるのです。
 
売れるホームページには、売れる条件が備わっています。
売れるための、
・構造
・構成
・メッセージ
これらが整っていることが最低の条件です。
 
加えて、適切に運用することが必要です。
商品の構成や価格、売り方などの商品戦略や、どのように集客し販売するかを総合的に、分析・設計して、売れる仕組みを作ること。
 
これができれば、売れるホームページ(Webサイト)になります。

ネット活用の利点:自動化と低依存

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